通気耐力面材アミパネル

AMIPANEL

アミパネルは国産杉の小幅板を斜め格子状に3層積層した耐力面材です
強く施工しやすい通気耐力壁を実現しました

アミパネルの特徴

強く安全な住まい

  • 高い強度と高い剛性を有するねばり強い面材です。
  • 耐力壁のほか、内外壁の下地構成材として、建物全体に使用できます。

扱いやすく効率的な施工作業

  • 手をかけて持ちやすく、風にあおられにくいため、作業性が良好です。
  • モルタル外壁は、木ずり・胴縁なしで施工でき、作業がはかどります。
  • 十分な長さがあり、高さ方向に面材を継がずに壁を構成できます。
  • 格子の隙間は配線などに利用できます。
  • 木工用工具や現場での切断・加工が可能です。

快適で長持ちする構造

  • 湿気や浸水した雨水を格子の隙間から逃がし、壁体内部の結露を防ぎます。

国産材100%

アミパネルは秋田杉を利用しています。

出隅補助材上部
張り上がり
建設風景

アミパネルの規格

アミパネル前面写真

規格:長さ2,900mm×幅900mm×厚さ27mm

壁倍率:4.6

認定番号:FRM-0440

規格:長さ2,700mm×幅900mm×厚さ27mm

壁倍率:4.0

認定番号:RM-0439

  • 一般タイプと防腐防蟻タイプがあります。(防腐防蟻は下から1m部分処理してあります)
  • 耐力壁としてご使用の際は切断しないで下さい。

耐力壁の施工手順

  1. 軸組に墨つけし、アミパネルの下端位置の土台・胴差等に、ガイド板(木片、幕板等)を取りつけます。
  2. アミパネルを仮留めの後、規定の本数・位置の釘で、軸組に留めつけます。
  3. アミパネルどうしが隣接する部位では、スペーサー(木片等)を噛ませて10mmの隙間を確保します。

耐力壁の施工手順

モルタル外壁(胴縁なし)

モルタル外壁

※通気胴縁による単層下地、複層下地工法も可能です

サイディング外壁(胴縁なし)

サイディング外壁

※詳細は格サイディングメーカー等の規定に従ってください

製品仕様

厚さ27mm(9mm×3層) 許容量±0.5mm
900mm 許容差±2mm
長さ[長さ2,700mm仕様] 2,700mm 許容差±2mm
[長さ2,900mm仕様] 2,900mm 許容差±2mm
構成小幅板を3層、異方向に重ね、交差部を接着・圧締し、養生後に仕上げカットして出荷
第一層:小幅板を角度45度で、17[長さ2,700mm仕様は15]枚配置
第二層:小幅板を、垂直に、5列配置。第二層の両全面に接着剤を塗布し、第一層や第三層と接するすべての面で、接着・圧締
第三層:小幅板を、角度135度で、17[長さ2,700mm仕様は15]枚配置。
上端、下端:小幅板を、水平にそれぞれ配置
接着剤:水性高分子イソシアネート系接着剤の1種1号(JISK6806:2003)
小幅板(ひき板)樹種:スギ
品質:構造用集成材の規格における目視等級区分3等(集成材の日本農林規格[制定平成24年度農林水産省告示第1587号])以上の品質を有する木材
含水率:15%以下
断面形状:厚さ9mm 許容量±0.2mm 幅90mm 許容量±2mm
適用範囲建築基準法施行令第40条~第49条(第48条第2項を除く)に準拠する木造軸組とします。軸組の仕口は、平成12年建設省告示第1460号に基づく接合方法とします

※防腐・防蟻剤は毒性のない物を使用しています。
※接着剤はF☆☆☆☆を使用しています。

標準仕様

軸組材の断面寸法

土台105mm×105mm以上
105mm×105mm以上 @910mm
桁・胴差105mm×105mm以上
間柱見付幅30mm×奥行き105mm以上 @455mm

軸組への取り付け(釘による大壁)

釘の種類CN75(JISA5508:2009)
釘打ちの位置・規定の打ち込み位置には、出荷時にあらかじめマーキングがしてあります。(小幅板が3層重なる位置になります)
・柱と横架材(土台、桁・胴差部)には2本/箇所、間柱には1本/箇所(面材のかかりしろ:柱に45mm以上、横架材に48mm以上)
釘打ちの本数外周部長手方向は28本/列[長さ2,700mm仕様で24本/列] 、短手方向は10本、中通り部長手方向は13本(四隅は長手・短手方向の本数に含む)

※一般タイプのアミパネル重量(個体差があります):約15.4kg(2,900仕様)、約14.kg(2,700仕様)